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ニュースプロゴルフⅡ(渋野日向子)
BLOG2019.8.26
プロゴルフⅡ(渋野日向子)

前回のブログでプロゴルフのことを書いたが、その後8月の全英女子オープンで日本の渋野日向子プロが優勝の快挙を成し遂げた。第二弾としてゴルフについての拙いブログを書くことにしたのでお付き合いをお願いしたい。

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お恥ずかしい話だが、前回のブログを書いた時には、黄金世代の勝みなみ、原絵梨花プロの名前は知っていたが、渋野日向子プロも名前だけは聞き覚えがあったが日向子(ひなこ)とはどう読むのかは知らなかった。全英の初日にリーダーボードに名を連ねたこともあり、CSチャンネルだがゴルフネットワークの番組を土曜、日曜観戦することになった。しかし、土曜は彼女が3番ホールでボギーを叩いた後は寝てしまったし、日曜も確か4番ホールで4パットのダブルボギーを叩いた後は、活躍もこれまでかと思い翌日の仕事のこともありやはり就寝した。日曜の朝、3日目でトップになっていることに驚いたが、月曜の朝、彼女が優勝したことを知ってさらに驚いたのが事実である。

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前のブログではそこまで書かなかったが、男子プロの実力を見ていて彼女の活躍も最後には崩れるのではないかと思った。それくらい彼女のプロとしての実績は少なく、みじめな姿は見たくないと思い途中でテレビを見ず応援をしなかった自分を後悔している。しかし、日本の報道陣も帰国後のフィーバー振りとは対照的に、誰も予想しなかったと思う。全英の最終日に現地にいた報道関係者は少なく、その為地味な報道だったと感じている。

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今回の歴史的な快挙で、渋野プロは一躍日本での超有名人になってしまった。その後の北海道、さらに軽井沢で行われたトーナメントでは、他のプロが可哀そうになるくらい彼女の一挙手一投足に報道が集中した。しかし、それに挫けず活躍したことに、全英での活躍は奇跡ではなかったと思うようになった。彼女のメンタルはかなりアグレッシブなのだろうと思う。怖いもの知らずのところがあったかもしれないが、全英で弱気にならず4日間積極的な精神状態を保てたのは、今までのプロゴルファーの中でも出色の存在と思う。
前回のブログで書かせてもらったようにゴルフのスイングは本当に微妙なもので好調を維持するのは難しいと感じている。女子プロの活躍も長続きしない。また、自分自身がそうだが、メンタルな部分で大きく影響する。今の報道ぶりが続くのは彼女にとって良いとは思えない。歴史的なスターやヒーローを待ち焦がれるのは私も日本人として同じだが、さらに彼女自身が成長出来るように、もう少し報道を抑え、せめて東京オリンピックの来年までは暖かく見守ってほしいと思う。