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BLOG2013.2.26
日本の航空行政と韓国ソウル仁川空港


カンボディアの出張に伴い、途中トランジットでソウル仁川空港を利用することが多くなった。残念なことに、日本からカンボディアの首都、プノンペンへの直行便は現在のところ無い。

具体的な利用の方法だが、福井市から40分の小松空港のソウル仁川空港行きの大韓航空便を利用し、ソウルに着き、そこでプノンペン行きの便に乗り換えることにしている。ソウル仁川に着けば、そこからは毎晩プノンペン便が飛んでおり、会社を10時に出ればその日の内にプノンペンに着くことが出来る。料金も、全て大韓航空KAL便なのでそれほど高くは無い。

3年近く、この方法で出張をしているが、年を追うごとに飛行機が混んできているように思える。小松⇔仁川便、仁川⇔プノンペン便共に、早めにスケジュールを立て予約しないと席が取れないこともある。

小松⇔仁川便だが、日本人が大半で、小職のようなトランジットの利用は多くなく、商用では無くほとんどが韓国ツアーの客が多いように思う。一方、仁川⇔プノンペン便だが、今回はドイツからの団体が多かったが、結構欧州や北米からのトランジットの利用者が三分の一から半分を占め、さらに海外に出稼ぎに行ったカンボディア人の利用も多い。肝心の韓国人の利用だが四分の一からそれより少ない程度、その様な状況を見ると日本の航空行政の拙さを感じ、毎回悔しい思いをしている。

ソウル仁川空港だが、ハブ空港として、施設は充実しておりトランジット待ち時間も有効に過ごせるようになっている。福井からは成田はソウル以上に遠く感じ、関空だが、JRを利用しても三時間はかかり、しかも、ホーチミンかバンコック経由でしかプノンペンに着くことが出来ない為、当分、現在の利用方法が続くと思っている。大韓航空のサービスだが、中国東方航空に比べれば格段に良いとは思うが、決して褒められた内容ではない。

日本の航空行政だが、欧州、北米からのトランジットを考え、東南アジアの各都市を結ぶに向けた直行便の開設、利便性向上を今後期待したい。