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ニュース福井の冬の味覚
BLOG2013.3.4
福井の冬の味覚


福井の冬の食べ物として有名なのは、全国でも知られている「越前ガニ」ではないかと思う。冷凍の物と比べると活きたカニをその場でゆでて食するのは、味わったことがある人にとってはたまらない物だと思う。

しかし、お値段になると「ズワイガニ」といわれる雄蟹は、非常に高く、そうそうシーズンに多く食べることは出来ない。また、毎年11月7日の解禁から1月10日までの期間漁が出来る雌蟹で地元では「セイコガニ」と呼ばれる蟹は、中国で食べる上海ガニに比べても、香ばしく、値段も安い為、比較的気軽に料理店等で注文出来るが、残念ながら期間が短い。

「セイコガニ」のシーズンが終わって、代わりに登場するのが脱皮したての蟹で、地元では「ズボガニ」もしくは「ミズガニ」と呼ばれる蟹が登場する。種類は価格が高い「ズワイガニ」と同じだが、脱皮すると値段は驚くほど安くなる。また、皮が軟らかく、身も出し易い為、食べるのは簡単であり、しかもとても美味しい。痛み易い為地元で消費されることが多いと思うが、2月、3月のメインの蟹になっている。

地元の福井観光コンベンションビューローでは、県外の人に越前海岸のお店をキャンペーンでPRしているが、是非、そのホームページにアクセスしてほしい。ただ、「ズボ」とか「ミズ」という名称は、いかにも名前で損をしており、今後考える必要はあると思っている。

 

越前海岸までは遠い場合、市内でも「武」(タケ ℡0776-23-8914)というお店があり、

週末は結構県外からのお客でにぎわっている。

また、「山仁」(ヤマニ ℡0776-22-4365)、

「善五郎」(ゼンゴロウ ℡0776-27-3000)というお店で食べる「ズボガニ」は最高だと思っている。

今からでも間に合うので是非食べに来てほしい。