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BLOG2025.10.24
海外出張

海外への出張は、必ず国際便、飛行機を使うことになる。会社での最初の海外は、40年以上前に経編機械の購入先の日本マイヤー株式会社の企画した、ドイツ、イタリア、スペイン、英国の同業者を視察する10名程の旅行だった。帰りは初めてアンカレッジではなくモスクワ経由の航空便だった。その後も欧州への視察のような旅行はあったが、1990年代後半からは、先進国に行くことはほとんど無くアジア中心になっている。
90年代後半は、香港の隣の珠海(シュハイ)にある工場に仕事を出した関係と、ベトナムより研修生採用するようになり、香港のキャセイ航空を利用することが多かった。その頃は返還前の香港で、キャビンアテンダントのサービスも洗練され、料理も美味しかった。街にも独特の情緒が残っており、ビル街の合間を舞い降りるようにして着陸する空港はとても印象に残っている。出張に行くことは、非日常の経験で、その頃は心がときめく想いしていた。

しかし、2000年代となり、中国に子会社を作り、2011年にはカンボジアにも子会社を作ることになったこともあり、海外へは小松空港を利用することが多くなった。中国東方航空の小松/上海便、カンボジアも小松/ソウル(仁川)空港経由プノンペンの大韓航空便を利用することになった。

その後コロナ空けは小松の再開が遅れ、中国には関空まで出かけ、中国国際航空チャイナエアラインを利用した関空/杭州便を使っている。また、大韓航空の小松便は接続が悪くなり利用できなくなり、コロナ空け最初のカンボジアへは、関空まで出かけ大韓航空を使い、夜行便でソウルに着き、ソウルから関空に着いた後、JRを二回乗り換えて福井に戻ることになった。この旅程は体力的にも限界があり、二度と利用したくない。その後いまだにどの様にして良いのか、便利な方法が見つかっていない。

今回は小松に車を止め、小松/上海便でまず中国の会社に行き、日曜を利用してキャセイ航空で杭州/香港経由プノンペン便、帰りは台湾エバー航空を利用してプノンペン/台北経由小松便を使うことにした。いずれも機内泊無しの小松を利用した便だった。
60歳代になってからはもっぱらビジネスクラスを利用していて今回も利用した。東南アジアへのエアー便はどちらかが夜行便だが、この選択だと機内泊無く、帰りも小松から一時間以内で福井に戻れることもありチャレンジしてみた。
ビジネスクラスについては、利用していない以前の上海でのチェックインの大行列との比較を考えるととても便利だ。しかし、久し振りの中国東方航空の機内食はとても拙い。中国人はサービス精神が無いと思っても、キャビンアテンダントの態度とても褒められたものではなかった。普段に利用する中国国際航空も良いとは言えないが、それよりも劣ると思った。その後、キャセイ航空を利用して、香港経由でプノンペンに向かったが、杭州空港のビジネスラウンジはお粗末なもので、杭州/香港、香港/プノンペン便も食事の後、いずれもデザートにハーゲンダッツのアイスクリームが出たくらいで、美味しいとは思えなかった。最後に台湾エバー航空を利用して台北に泊まって帰ったが、サービスはほどほどだが、以前のようなときめく様な気持ちにはなれなかった。

海外出張だが、飛行機に乗るのは仕事、ビジネスだと割り切らなければならないのだと思う。次の月は中国へ関空/杭州便を利用したが遅れるのは当たり前、キャビンアテンダントは男性の方がマシ、食事もラウンジで取っている人が多いせいか、拙いと思うのか頼まない人も多い。
11月のカンボジア出張では羽田空港を利用して、キャセイ航空の羽田/香港便、香港/プノンペン便を利用する予定だが、行きも帰りも機内泊は無い。コロナ明け後、プノンペンに行くのに適当な飛行機便がみつからなかったので、日本で機内食を積む、羽田/香港便には期待している。