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ニュースマーキングについて(工程管理チーム)
INFOMATION2020.6.8
マーキングについて(工程管理チーム)

マーキングは工程管理チームの主な仕事です。

資材発注時に使われている要尺は(1着製品を作るのに、どれぐらいの生地が必要か)

マーキングによって算出されています。

また、そのマーキングデータを海外工場にある自動裁断機に送り、

工場ではそのデータの指導通りに生地が裁断されています。

 

マーキングというのは決められた生地巾の中に、

商品を作るためのパターンを詰め入れて、どれぐらいの延反長と着取数にすれば、

一番無駄がなく、効率的な裁断ができるかを試行錯誤しながら決定し、

各工場へ裁断方法を指示する工程です。

工場では量産なので、生地の厚みによって生地を重ねる枚数が違いますが20枚積みが一般的です。

 

例えば、一枚で30着のマーキングで、生地を20枚積んで裁断をすると、一回で600着の裁断ができます。

また、マーキングで1cm/着縮めようとすると、上記のような一回の裁断で、生地を6mコストダウンができます。

そして、マーキングの着取数も、直接工場の裁断回数に関連しているので、

アパレルメーカーにとっては、とても重要な仕事です。

下記はショーツ後身とマチのマーキング図です。